人命尊重(安全性)と判定の明確化を追求。防具付組手の雄、錬心舘

錬心舘の組手試合はスポーツの絶対条件である、安全性と勝敗の明確性を備えた防具付き組手で行います。
空手の組手試合には直接打撃の組手試合と、相手に当たる手前の瞬間に止める寸止め(スンドメ)組手がありますが、それぞれに良い点も問題点もございます。
そこで防具付の試合形式は直接打撃ではあるものの、生身で受けるダメージよりも防具によって大幅にダメージが軽減されます。
そもそも錬心舘の特技、回し蹴りなどは強力な破壊力があります。防具無しでは人命にも影響しかねません。錬心舘は単に「空手」ではなく「空手道」を継承していくことを旨としています。生涯に亘って空手道を続けるためにも人命尊重(安全性)は欠かせません。
また、錬心舘では小中学生に組手(試合)は行わせません。
型や約束組手の練習を積みながら16歳以上になって組手の練習を始めます。
成長期にある子供たちに強い打撃を与えると、筋骨、内臓、首などに多大な悪影響を与えかねないからです。
そのような人命尊重(安全性)と判定の明確化の見地から、錬心舘では終始一貫「防具付組手」の試合制度を主張し今後も実践していきます。